7/15フリーハグで出会った人々まとめ

 こんにちは、なるみです!

 フリーハグをしてからしばらく日が経ってしまいましたが、このことについてはずっと書きたいと思っていて。でもなんだかんだ機会を逃し続けてしまいました(大学生は忙しいの)。

 今回は、ずばり、フリーハグで実際にハグをしてくれるのはどんな人か?私の今回の体験ではどんな人がいたのか?についてです!

 はじめてフリーハグをするけどどんな人が来るのか不安な方の参考になればと思います。また、私のこの日の成果として見ていただければ幸いです。

 

 

全体的な印象

 まずは、外国の方々。これがとにかく多かった!京都は最近観光客が多いことや、当日私が浴衣を着ていたこともあるかもしれませんが、全体の6・7割は外国人でした。オープンで気さくな方が多いんだな~と身をもって感じました!何人かにどこから来たか尋ねたところ、特に偏りはなくいろんな国の人たちがいて、とても楽しかったです。

 日本人は目を合わさないようにそらす人が多かったように思います笑。あれですね、授業で先生が次の問題当てるぞーて言ったら全員目をそらすやつ…。

 

厳選!おもろい人たち

 ここでは当日であった、特に印象に残っている人たちを紹介したいと思います。

1.ゴミみたいな袋を何個も持ったおじさん

 こういう人、街中とかにたまにいません?やたらと荷物多くてゴミみたいな袋持ってる人。そんなおじさんに話しかけられました。見かけることはあっても会話することはないのでいい機会だと思ってお話ししました。

 忘れてしまいましたが、ある言葉の意味を知っていたことで「最近の若者にしては話のできる子だ」と認めていただけました笑。最初はフリーハグを訝し気に見ていましたが、話が終わるころには「頑張れよ」と笑顔で言ってくださりました。

 

2.博多からきたおじさん

 九州から来たんです、という一人の小柄なおじさん。話を聞くうちに、その方は末期がんで余命もわずかだそう。余生を楽しんでおいで、とお医者様に言われて旅行に来ていたみたいなんです。「ハグはちょっと...」と照れ臭そうに言うおじさん。おじさんと私の片手ずつでハート形を作り、写真を撮りました。「これでお医者さんにいい思い出ができたと報告できる」と笑顔で去っていきました。

 私にとってもいい思い出になりました。そんな方と少しでもお話しできたこと、光栄に思いますし、やってよかったなと思えた瞬間でした。

 

3.ハーバード大学の学生さん

 アメリカ出身だという男女二人組。なんと、あの、ハーバードの学生さんでした。ちょうど日本に学びに来ているそう。私のつたなすぎる英語にも一生懸命耳を傾けてくださり、一応会話をすることができました。やはり、頭のいい人はいろんなことに知的好奇心が湧くのでしょうか。たくさん会話をしてくれました(成立してない部分も多々ありましたが)。まさか、海外の学生さん(しかも世界に誇る名門!)と会話できるとは思っていませんでしたのでよい機会でした。

 

4.ナンパ師とその友達

 このふたりはこのフリーハグでのキーパーソン。話しているうちに仲良くなって、「俺らにもスケッチブック持たせて!」っていうノリから、いつのまにか一緒にフリーハグをまわることになっていました笑。

 まさか、仲間ができるとは思っていなかったし、私のやっていることをおもしろい!と思って自らもやってみようと思ってくれたのが嬉しかったです。だって、ほとんどの人は不信感を抱いたり、それすらも感じないくらい興味がなかったり、もし興味を持っても一歩踏み出せないなか、こちら側に来た数少ない人です。この日、私の前を何千人?と通りましたが、これをしたのは二人だけ。尊敬します。彼らの勇気に乾杯。

 

5.最後のハグをしてくれたお姉さん

 とても明るくてオープンな方でした。その方が、「ハグすればみんな友達だから」と言っていたのはとても印象的で、私も今回のフリーハグを通して同じように思いました。

 ハグをすれば、物理的にも心理的にも距離がぐっと縮まる。あなたのやっていることは間違っていないよ。あなたはよく頑張っているよ。あなたはとても魅力的な人間だよ。ハグにはそんな風にいろんな意味が込められているように思います。そして、その人のいいところ、悪いところ、すべてを許して包み込んでくれる。そんな力があると思います。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。いろんな人がいるでしょう。世の中っておもしろいな。あと、いったいどれだけのおもしろい人と関わることができるんでしょうか。出会うことができるのでしょうか。来年の3月には社会に出るけど、こんな風に考えたら少し楽しみになるような気がしました。